BS314 (生産完了)
専用スタンド LS40は別売です
BS314生産完了および最終入荷のお知らせ
ELAC 300LINEのトップエンドモデル「BS314」は7.5mm厚の継ぎ目のない一体成型アルミ・キャビネットの材料費が高騰し追加生産が困難である事、内部に使用されている部品の供給が困難となってしまった為、2015年5月の最終生産をもって完了することとなりました。なお、最終生産後のBS314の補修パーツ等は十分に確保されております。
株式会社ユキムでは最終生産となる100ペアのうち、50ペアを確保いたしました。購入ご検討のお客様におかれましては、お近くの販売店までなるべくお早めのお問い合わせをお勧めいたします。
国内のBS314展示店情報につきましては下記をご参照ください。
About 300LINE
アルミ押し出しエンクロージュアに高性能ユニットを搭載する設計を伝統とし、ELACのステイタス・シンボルとして評価され続けた300 LINE。常に最先端であり続けること。ELACの使命と誇りは変わらずここにあります。
PROFILE
ELACが誇る最新鋭のオリジナル・ドライバー・ユニットを装填してきた330は、300LINEが新たなステージへ到達したことを宣言するBS314として生まれ変わりました。脅威のロング・ストローク・ウーハー 180mm AS XR LLD(Long Linear Drive)は、エンクロージュア内の容積を確保するために、強力なネオジウム・マグネットで構成するコンパクトな磁気回路を備えています。数々の改良が加えられたこの新しいドライバーは、低歪みでレスポンスに優れ、飛躍的な進化を遂げたJET Vトィータにハイ・スピードで呼応します。そして今回から、JET Vのバッフル・フレーム、AS-XR LLDのフロント・エッジから内部に続くバスケット・フレームがアルミ・ダイキャスト製になったことで、314はエンクロージュア素材の均一化と高い剛性を得ることになり、それは持ち味である空間描写と切れ味のある音像再現に大いに貢献しています。
DETAIL
NEW JET V
今やELACを代表するドライバー・ユニットとなったJET。4つのパテントを持つこのエアー・モーション・ドライブ方式のトィータは通常のドーム型トィータが持ちえない解像力とトランジェント特性でELACのスピーカー・システムの大きな魅力であり続けています。そして初代モデルCL310 JETに始まる300LINEの15年に渡る歴史はまさにこのKJETの進化とともにありました。NEW300 LINEに搭載されたJet Vは、電極プリントを細小化することで実質的な振動板面積を20%拡大。その恩恵はパワー・ハンドリングの工場と共振周波数の下降、高調波歪みの低減に表れています。強化されたネオジウム磁気回路と強固なアルミ・ダイキャストに変更されたバッフル・フレームは、集積された技術をスポイルすることなく確実なクオリティ・アップへと導いています。
AS-XR LLD (Long Linear Drive)
AS-XR (Aluminium-Sandwich eXtended Range)は、クリスタル・ラインと呼ぶパターンを施したアルミ素材と、来るとミューラー製ペーパーコーンとのハイブリッド振動板の名称で、LLD(Long Linear Drive)とは、チタン・ボビン短巻線状コイル(巻線の高さ:6.5mm)と磁気回路に6枚のネオジウム・マグネットをビルトインしたエンジンを指しています。従来の約10倍の振動板剛性と均質磁場によるロング・エアー・ギャップで改善された高域特性と、レスポンスに優れた歪みのないリニアな動きを実現したAS-XR LLDドライバーはELACが誇る最高グレードのウーハー・ユニットです。新たにデザインされたクリスタル・ライン振動板とパルプコーンは、312に搭載されたNEW AS-XR CONE同様の新しい手法で接合され、同じく拡大されたラバー・エッジとノーメックスのしなやかなダンパーが与えられました。今回初めてフロントからバスケット・フレームまでをアルミ・ダイキャスト製で設えエネルギー・ロスと振動を低減しています。
アルミ押し出し材エンクロージュア
300LINEの最大の特徴であるアルミ・エンクロージュアは7.5mm厚に達する継ぎ目のない押し出し成型ひんです。トィータとウーハーのフレーム部分が従来の樹脂からアルミ・ダイキャストに替ったことで、フロント・バッフルそのものがエンクロージュアと同素材の肉厚あるアルミ製となり、キャビネット全体の剛性が飛躍的に高まりました。
ネットワーク
ウーハーのコイルに「ハイパワー・エア・コイル」を採用。手間とコストのかかる空芯コイルですが、磁気歪みを排したクリアなサウンド獲得に効果的な役割を果たしています。トィータ・ネットワーク基板にもMPT(ポリプロピレン・フィルム・コンデンサ)やMKT(金属化ポリエステル・フィルム・コンデンサ)といった高品位パーツが投入されています。
アルミ・プレート製リア・バッフル
BS314のリア・バッフルは、シングル・ワイヤリングの「ソリッド・メカニカル・バインディング・ポスト」を備えるアルミ・プレート製で製作されており、エンクロージュアの素材は全てアルミ素材で統一されています。リア・バッフルの内側には「ハイパワー・エア・コイル」をはじめとした高品位パーツで組み上げられたネットワークが装着されています。
Specification
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